2012年6月19日火曜日

簿記の知識 商業簿記について

いろいろとやっかいな簿記の商業簿記。
これから1級も含め,受験しなければいけないかもしれないのでここに書いておく。
勉強の結果,やっかいなのは…


1.委託買付・受託買付

2.試用販売

3.割賦販売

4.受託販売

である。

では,忘れないために以下をメモする。

1.委託販売
委託販売は,その「販売」という言葉に惑わされないようにする。仕訳は

積送品 / 仕入れ

である。また,「売上計算書」なるものを受け取った時は, 積送品/仕入れ の仕分けではない。

積送売掛 / 積送売上
積送諸掛 /
仕入れ  / 積送品

となる。



4.受託販売

受託販売は「販売を委託されていたモノを売った仕訳」である。
販売行為なので

売掛金/ 受託販売
    / 受取手数料

となる。

さらに受託販売に関わった諸費用・収益は,受託販売という勘定を使う。




2.試用販売
まずはじめに,試用販売には 「対象勘定法」 と 「手許商品区分法」 という2つがある。

対象勘定法は

①使用品 試送時の処理
試用販売契約 / 試用仮売上

②買取の支持があったとき
売上 / 使用品売上
試用仮売上 /使用品販売契約

③返品されたとき
使用品 / 仕入れ


手許商品区分法
使用品の売上があったとき

売掛金 / 使用品売上

そして仕入れ勘定に振り返る
仕入 / 使用品

返品された時は
仕入 / 使用品

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